公演情報
九十九ジャンクション第3回公演
平和な時代に生まれて
-終わりなき道の標たち-
作:八屋亨 演出:歌原鷲
≪Story≫
1947年5月 日本国憲法施行
1951年9月 旧日米安全保障条約
1960年1月 日米安全保障条約締結
同年 60年安保
1968~69年 70年安保
2015年9月 集団的自衛権行使容認
2016年6月 公職選挙法等の改正(選挙権年齢、18歳へ引き下げ)施行
・・・
そして、2035年―――
車が空を飛ぶことはなく、人類も宇宙へ移民しているわけでもない、そんな遠いようで近い未来。
20年前に決議された集団的自衛権の行使容認の中で、海外での活動が増えた自衛隊は多くの死傷者を出し、若者の自衛隊志願者は減り続けていた。
一院制となった国政選挙が行われようとしている中、20代の若者を対象に「徴兵制、兵役義務」の必要性を謳う民自党は、少子高齢化が進む社会の中で、高齢者層からの支持を基盤に圧勝だと予想されていた。
そんな中、無謀にも4人の大学生と1人の中年男性がギター片手に立ち上がる。
彼らが掲げたのはギター・・・ではなく「積極的平和主義」。
それは20代の内に2年間の「軍事訓練義務」と、40歳から60歳までの中高年が派遣地状況によって徴収される「戦地兵役義務」という、世代ごとに責任と義務を負うというもの。「徴収制、兵役義務」が国民に平等になれば、逆説的に争いも減るという、民自党が掲げるマニフェストへの対抗案であった。
日本の未来は。彼らの将来は。今、未来へ向けて舵を切る。
そんな遠いようで近い未来の話。
九十九ジャンクション新人発掘プロジェクト第1弾 劇作家:八屋 亨が今作品で衝撃デビュー!!
□■□■出演■□■□
大竹周作
原田大輔
(以上、九十九ジャンクション)
赤間浩一(演劇集団円)
佐藤未有
椎葉よしひろ(JAC NKL)
西堀晴香
平野建(アフリカ座)
山下征志(UMAMI劇団)
世古陽丸(演劇集団円)
□■□■□■日程■□■□■□
2016年6月15日(水)~19日(日)
□■□■□■場所■□■□■□
小劇場 楽園
場所はこちら→地図
◇◆staff◆◇ 美術:吉野章弘 照明:木下尚己(株式会社ファクター) 音響:穴沢淳 舞台監督:浜辺心大朗
宣伝・Web:大田真希男 制作:九十九ジャンクション
協力:アフリカ座 UMAMI劇団 演劇集団円 円企画 JAC NKL 株式会社ファクター CoRich舞台芸術! 小劇場 楽園